【IELTS】英語学習に適した単語帳10選!選び方や覚えるコツを解説

英語学習

英単語はIELTSの4技能すべてに必要なスキルなので、苦戦する方も多いでしょう。語彙力を強化する方法はさまざまですが、おすすめなのはIELTSに特化した単語帳です。

そこで今回は、IELTSにおすすめな単語帳をご紹介します。単語帳の選び方や覚える方法も紹介するので、参考にしてくださいね。

IELTSに必要な単語レベルとは?

さや
さや

IELTSを受けるにあたり、必要な英単語は3,000語といわれています!

日常英会話は2,000語、ビジネス英語は4,000語が必要といわれているので、基礎的な英語力は身につけなければいけません。もちろん多くの英単語を覚えることに越したことはありませんが、最低限の単語を覚えておけば分からない単語が出てきても前後の文脈で意味を理解できます。

>>参考:IELTSとは?基本情報や申し込み方法【TOEFLとの違いを解説】

IELTS単語帳を選ぶポイント

IELTSの単語帳は豊富な種類があるので、何を基準に選べばいいか分からない方もいるはずです。ただ選び方を間違えると使いづらさを感じることも多いので、ポイントを押さえて選ぶことが大切です。IELTS単語帳を選ぶポイントを確認しましょう。

①学習は自宅?それとも持ち歩く?

社会人であれば、通勤途中や昼休み時間に単語帳の勉強をしたい方もいるでしょう。スキマ時間に単語帳を覚えたいなら、持ち運びに便利なサイズ感のものを選ぶことが大切です。自宅で勉強するのが多いならサイズは気にする必要はありませんが、あまりに大きいと置き場所に困ることもあります。収納はしやすい点も考慮して選びましょう。

②単語帳は音声ダウンロードできる?

単語帳の覚え方は多くの方法がありますが、耳で聴いて発音するだけでも記憶の定着は変わります。単語帳によっては、音声をダウンロードできたりCDが付属されていたりするものも多いです。音声がダウンロードできるものであれば、通勤途中や昼休み時間などスキマ時間に学習する際にも役立ちます。

③自分に適したレベルの単語帳?

単語帳は、自分のレベルに適したものを選ぶことが大切です。たとえば、基礎的な単語が収録された単語帳なのか、それとも難易度が高い単語を学べる単語帳なのかなどさまざまな種類があります。自分に合わないレベルの単語帳を選ぶと、スコアアップに支障が出ることも多いので注意しましょう。

>>参考:【最新版】IELTSでおすすめ参考書・問題集20選!【アプリも紹介】

IELTSにおすすめな単語帳10選

IELTSに特化した単語帳はそこまで多くありませんが、それでも選ぶときに迷いますよね。ここからは、IELTS学習におすすめな単語帳を紹介します。それぞれの特徴を確認していきましょう。

①実践IELTS英単語3500

参考書は、「基本語1000」「重要語2500」に分かれて勉強できるのが特徴です。さらに、「重要語2500」には、500語ずつ自分のレベルに応じて分類されています。初心者から7.5以上のハイレベルまで網羅できる有効な参考書です。IELTSに関する詳しい情報や受験・留学経験者の体験記、単語の覚え方などのコラムも充実しています。

②文脈で覚える IELTS英単語

実績NO.1の専門予備校アゴス・ジャパン講師が監修するIELTS英単語帳です。近年の出題問題のデータベースを徹底分析しており、英単語は4600語収録されています。初めて受験する初心者からスコアアップを目指す上級者まで網羅されているのも特徴です。音声ダウンロードサービスも付いているので、さまざまな学習法を実現します。

③IELTS必須英単語4400

IELTSで押さえておきたい英単語3300と英熟語1100を収録した参考書です。単語と熟語は、テストによく出る形のフレーズと一緒に覚えられるように構成されています。また、必ず出題される同意語とテストで注意すべき点も分かりやすく解説。すべての単語を音声収録した音源も無料でダウンロードできるのも魅力です。

④完全攻略! IELTS英単語3500

完全攻略!シリーズのIELTS対策本として2作目になる単語帳です。 IELTS攻略に必要な語彙が4つのパートに分かれて収録されています。例文音声も付いているので、音読で学習を行えるのも魅力です。IELTSを受験する方はもちろん、語彙力を増やしたい方まで幅広く使用できる英単語帳になります。

⑤分野別IELTS英単語

30万語を超える公式問題集のデータをもとに、上級受験者が押さえるべき1800語強を厳選した単語帳です。内容を関連づけて覚えるのに最適な分野別配列を採用しているので、覚えやすいです。IELTSに通じたネイティブによるリアルな例文も紹介されています。全例文を収録した無料DL音声を使えばリスニング力も鍛えられるのも特徴です。

⑥ビジュアルで覚える IELTS基本英単語

イメージで理解して記憶に定着できる単語帳です。基本単語は500語、分野別単語2000語が収録されており、基盤となる英単語を学習できます。またイラストと語源マップのイラスト付きで、イメージで理解して単語を効果的に覚えられるのも魅力です。音声アプリも利用可能なので耳から学習できます。

⑦IELTS必ず☆でる単スピードマスター

IELTSで“必ず出る”語彙を集めた単語帳です。IELTS専門家による主観的な選定と客観的なコーパスデータのバランスを取りながら、IELTSで頻出する1500語が厳選されています。ネイティブスピーカーによるダウンロード音声を活用すれば、耳と口を使った学習を行えるのもうれしいポイントです。

⑧究極の英単語プレミアム

2008年に発行された『究極の英単語セレクション 極上の1000語』を修正した新装版です。ネイティブであれば普段から自然に使用している英単語が収録されています。例文は英米エリート層が日常的に触れる一流新聞屋一流誌を手本に作成されているので、ビジネスで使える生きた英単語を学べます。

⑨はじめてのIELTS 単語対策 3600

JSAF-IELTS公認トレーナーが徹底分析した結果、英単語を厳選して作られた単語帳です。スピーキングだけでなく、ライティングでも必要な言い換え表現が豊富に収録されています。英単語はレベル別に構成されているので、自分のレベルに応じて勉強を進められるのもうれしいポイントです。

⑩Cambridge Vocabulary for IELTS

IELTSテストの中級レベル以上の語彙が収録された単語帳です。スピーキングで役立つ語彙の収録だけでなく、試験への取り組み方など受験に役立つ情報も掲載されています。実際にある誤解答を例に学習者が間違いやすい項目も取り上げて解説してくれているのも魅力です。CDが付属されているので、耳からも学習できます。

>>参考:【最新版】IELTSでおすすめ参考書・問題集20選!【アプリも紹介】

IELTS単語帳を効率よく覚える方法

単語を効率よく覚えたいと思うものの、なかなか記憶が定着しないと悩む方もいるでしょう。英単語を覚えるには、ポイントを押さえるだけで記憶の定着率が変わることも多いです。IELTS単語帳を効率よく覚える方法には、次のようなものがあります。

①とにかく毎日単語帳に触れる

②英単語は声に出して読む

③英語を使用する機会を作る

それぞれの覚え方を確認していきましょう。

①とにかく毎日単語帳に触れる

英単語を効率よく覚えたいなら、とにかく毎日英単語に触れることです。ドイツの心理学者であるエビングハウスが考案した忘却曲線によると、私たちは覚えたことの半分以上は1日で忘れてしまうといわれています。人間の脳の構造上、覚えても忘れるようにできているのです。なので、長期記憶に残すには毎日単語に触れることが大切なのです。

②英単語は声に出して読む

英単語を書いたり目で見て覚えたりしていませんか?もちろんこれでも問題ありませんが、英単語は声に出して覚えるのもおすすめです。目と耳、口を同時に使うことで記憶が定着しやすくなるんです。単語帳でCD付属や音声ダウンロードできると、より学習しやすくなります。声に出して覚えたいなら、これらが付属されているか確認しましょう。

③英語を使用する機会を作る

英単語をひたすら覚えるのではなく、英語を使う機会を作ることで記憶に定着しやすくなります。いわゆるアウトプットする作業で、忘れる前に使うことで長期記憶に繋がりやすくなるのです。ネイティブの友達がいるのであれば英語で話したりオンライン英会話を利用したりするのもいいですね。スピーキング強化にもなるので一石二鳥ですよ!

自分に適したIELTSの単語帳を選ぼう!

英単語はIELTSすべての試験で必要になるので、語彙力の向上は欠かせません。ただ英語を学習するだけでは英語力は伸びないので、IELTSに頻繁に出る単語帳を使用するのがおすすめです。ここで紹介したおすすめの単語帳を参考にして、自分に適したものを探してみてはいかがでしょうか。