今回は、1カ月の語学留学でも英語の効果は得られるのかについて紹介したいと思います。英語を伸ばすコツも紹介するので、現在1カ月留学を検討している方は参考にしてくださいね!
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目次
そもそも1カ月の留学はできるの?

もちろん1カ月でも語学留学はできます!
語学学校は1週間区切りでコースが開催されているので、1カ月留学なら4~5週間で受講できます。また留学先によっては夏限定のサマーコースなどもあるので、それらを利用するのもいいですね。
1カ月留学がおすすめな人

あまりお金をかけられない
やっぱり留学には、多くのお金がかかります。なので、中には多額の資金を理由に留学を諦める人もいるかもしれませんね。
でも留学期間が短ければ、学費や生活費などの基本的なコストを抑えられます。留学であまりお金をかけたくない方は、1カ月の短期留学がおすすめです。
ただ、物価の高い国では1カ月でも高い留学費用がかかる場合もあります。留学先を決める時は、現地の物価も含めて決めることが大切です。
長期間の休みを取れない
長期で休暇を取れない人にも1カ月留学はおすすめです。
学生であれば夏休みを利用することもできますし、社会人であれば転職期間で留学するのもいいですよね。特に、社会人は会社を辞めてから転職するまで、あまり時間を空けない方がいいといわれています。
でも1カ月の期間であれば、転職に悪影響を与える必要もありません。むしろ留学で高い英語力が身に付けば、それを強みにすることもできます。グローバル化が進む日本では、留学経験は有利に働くかもしれません。
短期間で英語力を伸ばしたい
短期間で集中して英語力を上げたい人は、1カ月留学が効果的です。
留学先によっては、すべての学生にマンツーマン形式を取り入れている語学学校もあります。グループワークよりも必然的に英語を話す機会が増えるので、英語が伸びやすくなります。
もちろん日本でも英語は勉強できますが、日本に住んでる以上生活を英語環境にするのは難しいですよね。でも留学であれば英語環境に身を置けるので、普段の生活から英語を耳にする機会が増えます。
1カ月で受けられるおすすめのコース

一般英語コース

一般英語はいわゆる基礎英語を習得するコースで、文法からしっかり学ぶことができます。
英語の上達には基礎固めはとても重要なので、英語に自信がない人におすすめのコースです。レッスン形式は、複数人で学べるグループワークと1対1のプライベートレッスンがあります。
学費面でいうと、一般的にプライベートレッスンの方が1.5倍ほど高いです。なので、お金に余裕があるなら、プライベートレッスンでもいいかもしれませんね。
試験対策コース

試験対策コースは、TOEICやTOEFL、IELTSに特化した英語学習を行います。
高い英語力の証明が必要な外資系企業や、英語を使う仕事に就きたい人におすすめのコースです。特に世界的に認知度の高いTOEFLとIELTSは、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4分野を満遍なく学べるので、全体の英語力を上げることができます。
一般英語+インターンシップ

語学学校の中には、コースを自由に組み合わせられるケースがあります。
中でも一般英語とインターンシップを組み合わせたコースが一押しで、お金は貰えませんが海外で働く経験をすることができるんですね。なので、転職や就活を控えている方にぜひおすすめしたいコースになります。
実際に海外就職するとなると、そう簡単にできるものではありません。海外で働いた経験は人生において貴重な体験になりますし、面接の時にも強みになるはずです。
1カ月の留学でも英語の効果はあるの?

正直にいうと、1カ月の留学期間では英語力を劇的に上げることはできません。
でも留学前にしっかり準備をしておけば、劇的とまではいかなくても英語を伸ばすことはできます。次の段落では、英語を伸ばすポイントを紹介していきますね。
1カ月の留学で英語を伸ばすポイント

中学英語を復習しておく

留学前に、必ず中学生に学んだ英語を復習しておきましょう。
先ほども少しお伝えしましたが、英語を伸ばすためには徹底的に基礎を固めることが大切です。多くの人は自分がよく使う英語以外は忘れがちなので、簡単な文法ですら頭から抜け落ちていることもあります。
中学英語を復習しておくだけで授業の理解力も格段に上がりますし、英語で簡単なコミュニケーションが取れるレベルなので、友達も作りやすくなりますよ。
文法英語を頭に入れておく

動詞や名詞、形容詞だけでもいいので、文法英語を頭に入れておきましょう。
- 動詞:verb
- 名詞:noun
- 形容詞:adjective
語学学校では英語で授業を受けなければいけません。文法英語が分からないと、授業を理解することに時間を要してしまいます。動詞や名詞、形容詞は必ず使用される文法英語なので、覚えておくと授業も理解しやすいですよ。
不安な人は文法英語の一覧表を持参するか、携帯にデータをいれておくことがおすすめです。授業中にすぐに確認できるので、授業の理解力もグンっと上がりますよ。
>>参考:ビジネス英語を習得できる単語帳15選!自分に適した本の選び方を確認しよう
留学の目標を決める

目標を立てない人もいますが、留学の目標を設定することをおすすめします。
なぜなら、目標を設定することで留学中のモチベーションを保てるからです。もし英語力の向上を目標にするなら、数字を含めた具体的な目標がいいかなと思います。
たとえば、

TOEICで〇〇点取る!
などがいいですね。
目標を立てずに留学した人は、ただただ毎日を過ごすことも少なくありません。また海外で生活すれば英語が伸びるわけでもないので、明確な目標を設定して努力することが大切です。
英語以外で得られる効果

交友関係が広がる

語学学校には英語を学びに色んな国から留学生が集まっています。
特にグループレッスンになると最大で1クラス10人以上になることもあるので、さまざまな国の人と話す機会があります。語学学校では初日にレベルチャックをしてレベルに合ったクラスに振り分けられるので、クラスメイトはほぼ英語力が同じです。
またグループワークも多いので休み時間以外にも話す機会があって仲良くなりやすいんですよね。なので、積極的に話しかければ、交友関係はどんどん広がっていきます。連絡の交換をしておけば帰国後も英語でやり取りができるので、英語の練習にもなりますよね。
自立心を育てられる

海外では、どんなに気をつけていても予期せぬトラブルが頻繁に起こります。
問題が起こるたびに日本にいる家族や友人に相談するのもいいですが、すぐに判断しなければいけないことも出てきます。なので、自然と自立心が鍛えられるんですね。自立心の高さは、社会で実際に働く時にも必要な要素になります。
留学することで今まで頼りにしていた人がいなくなるので、自立心を鍛えられる良い機会です。社会でも役立つ自立心を留学で鍛えましょう。
まとめ

1カ月の留学は、決して長いとは言えません。
でも留学前にしっかり準備をしておくことで、英語を伸ばすことはできます。なので、自分が出来ることから始めてみてはいかがでしょうか。それだけで留学後の成果は変わるはずですよ^^