社会人留学で失敗する理由は?成功させるための対策5選【留学の成功割合も紹介】

英語学習

社会人留学は、長期であれば退職しなければいけないので絶対に失敗したくないと考える方も多いかもしれませんね。そこで今回は、社会人留学で失敗する理由や成功させる対策を紹介します。

社会人留学の失敗とは?

社会人留学の失敗とは、留学経験を転職やキャリアアップに活かせないことです。たとえば、転職の面接でアピールできる経験を得られなかったり仕事で使える英語力が身につかなかったりなど、帰国後に活かせずに留学が終わる方も多くいます。

また留学期間中は履歴書が空白になるため、再就職活動でマイナスに働くこともあるのです。留学には多額の費用と貴重な時間を使うので、失敗しないようにきちんと準備して渡航することが大切です。

社会人留学が失敗する3つの理由

「ネイティブ並みに英語力を伸ばしてやる!」と意気込んで留学したにもかかわらず、思うように伸びない方も多いようです。留学は異なる環境に身を置くので、英語学習へのモチベーションを維持するのが難しいこともあるようですね。

社会人留学が失敗する理由には、次のような点が考えられます。

①日本で英語を全く勉強していない

②真剣に英語学習に取り組んでいない

③英語学習より仕事を優先している

それぞれの理由を確認していきましょう。

①日本で英語を全く勉強していない

英語力を高めるために社会人留学は、語学学校を選ぶ方も多いかもしれませんね。当然のことながら、授業はすべて英語です。

英語の基礎を勉強しないまま渡航すると、講師が話す内容を理解できずに授業にもついて行けなくなる方も少なくありません。留学期間は限られているので、どのようにすれば時間を有効に使えるかしっかり考えることが大切です。

②真剣に英語学習に取り組んでいない

留学は異なる環境に身を置くので、目に見えるものがすべて新鮮に感じます。留学を思いきり楽しみたい気持ちが高まり、学習より遊びを重視する人もいるようですね。

もちろん遊ぶことで英語を話す機会は増えますが、本来取り組まなければいけない英語学習が疎かになります。帰国後に自分の英語力が伸びていないことに落胆する方もいるようです。

③英語学習より仕事を優先している

社会人留学は、一度会社を退職して渡航する人も多くいます。ただでさえ留学は多額の費用がかかるのに、留学期間中は一切の収入を得られません。

ビザの種類にもよりますが制限付きで働けるので、少しでも生活の足しにするために現地で働く人も多いようです。ただ英語学習より仕事を優先してしまい、英語や経験が中途半端になる人もいるようですね。

社会人留学を成功させる対策5選

自分のキャリアの停止や多額の費用をかけて留学するので、絶対に成功したいですよね。社会人留学を成功させる対策には、次のとおりです。

①渡航前に明確な目標を作る

②日本人以外の友達を作る

③日本で英語の基礎を固める

④計画的に貯金をする

⑤履歴書に記載できる経験をする

それぞれの項目を確認していきましょう。

①渡航前に明確な目標を作る

なぜ留学するのか、その目標を明確にしましょう。目標というゴールを設定することで、留学期間中に何をすべきか、自分が取るべき行動も明確になるはずです。たとえば「TOEICで900点取る」「インターンシップをする」「同業界で働く人と人脈を広げる」など具体的な目標を立てましょう。

②日本人以外の友達を作る

異国の地ということもあり、留学生は日本語が通じる日本人と集まりがちです。ただ四六時中日本人と一緒にいると日本語を話してしまうので、スピーキング力が上がりません。ネイティブとの会話から生きた英語を学べることも多いので、日本人以外の友達を積極的に作るのがおすすめです。

③日本で英語の基礎を固める

留学したら劇的に英語力が上がると考える人もいますが、英語を伸ばすのは簡単ではありません。留学してから英語を勉強する、では遅いのです。日本にいる時から英語の勉強をはじめ、基礎をしっかり固めておくことが大切です。この準備をしておくだけで現地での理解力も変わるので、計画的に英語の勉強を進めましょう。

>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】

④計画的に貯金をする

留学費用はかかる上に、退職で収入がない状態なので留学中に不安を感じるのは当たり前です。ただその不安を解消するために仕事を始めると、やはり英語の勉強が疎かになってしまいます。留学期間中は英語の勉強に集中できるように日本にいる時に十分な貯金をしておくことがおすすめです。留学先によって物価も異なるので、その点も考慮しましょう。

⑤履歴書に記載できる経験をする

履歴書に記載できるような経験を積みましょう。たとえば再就職を検討する業界に通じる企業でインターンシップをして、その仕事に対して理解を深めるのもいいですね。

有給インターンシップが見つかれば、働きながら収入を得ることもできます。高い英語力が求められる企業で働きたいなら、IELTSやTOEFLなどの資格を現地で取得するのもおすすめです。

>>参考:【IELTS】スピーキング対策10選!採点基準や例題を紹介します

留学が就職に有利に働いたと感じる割合

そもそも留学経験は就職で有利に働くのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし留学エージェントがアンケート調査した結果、約半数の留学経験者が就活にいかせたと答えています

多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、留学期間中に帰国後を見据えた行動をとることで就職に有利に働くことは事実です。社会人留学は計画的に行動する力が求められそうですね。

社会人留学で失敗しないために徹底した準備を!

社会人で留学する場合、退職して渡航することがほとんどなので失敗したくない方も多いでしょう。また留学には多額の費用がかかるので、現地で有意義な時間を過ごしたい方も少なくありません。

何も考えずに留学すると、ただ時間が過ぎるだけになるので再就職で使える高い英語力や経験を積むことはできません。社会人留学で失敗しないためには、徹底した準備をおこなうことが大切です。

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>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】