語学学校ってどうやって選べば良いの?
留学するにあたってこんな悩みはありませんか。
特に初めて留学しようか考えている人は、どうやって選べば良いか分からない人も多いはずです。
そこで今回は、語学学校を選ぶコツを紹介したいと思います。現在語学学校で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】
目次
語学学校の選び方
語学学校を決める前に決めるべきことがたくさんあります。まずそこから整理していきましょう。
STEP1:費用を確認して期限を決めよう
最初に決めることは留学費用です。
留学は本当にお金がかかるので、一番最初に決めることがとても重要なのです。用意できる費用によっては留学できない国があるかもしれません。なので、1年間でかかる費用を計算して用意できるか確認しましょう。
参考までに1年間の語学留学の費用を紹介しますね
- アメリカ 200万円~450万円
- イギリス 120万円~250万円
- オーストラリア 180万円~250万円
- カナダ 230万円
- フランス 200円~ 400万円
- フィリピン 120万円~250万円
という感じです。
コストを抑えたい場合は、1カ月や3カ月など短期留学にするのも良いですね。
STEP2:目標を決めよう
留学する上で一番大切なのは、「留学する目標」を明確にすることです。
なんとなく留学したかった
では何も得ることはできません!
もちろん「海外に興味があって留学したい」ことが前提になるとは思いますが、
留学先で何を得たいのか
を具体的に考えることがとても大切です。
たとえば、
- TOEICで800点
- フランス語の仏検3級
- 帰国後に英語を生かした仕事に就く
- イギリスで海外就職したい
などですね。
目標は具体的であればあるほど良いです。目標を立てることで行動指針にもなるので、自分だけの目標を決めましょう。
STEP3:留学先を決めよう
目標が決まったら、自然と留学先が決まってくると思います。
ですが、留学の目的が英語習得の場合、選択肢が非常に多くなりますよね。
たとえば、
- アメリカ
- イギリス
- オーストラリア
- カナダ
- フォリピン
などなどさまざまです。
もともと留学したい国があればそれで全く問題ありませんが、どうしても迷う場合は留学費用で決めるのも一つですよ。アメリカやイギリスは物価が高いので、やっぱり留学費用も高くなってしまいがちです。
フィリピンなどのアジアだと比較的留学費用は抑えられるので、留学先に選ぶのも良いですね。
アジア圏以外が良い!という人は、
- 高校生や大学生であれば奨学金制度
- 社会人はワーキングホリデー
などを活用するのも良いでしょう。
ちなみに政府が推奨する留学奨学金制度は、こちらで紹介してるので興味のある方は確認してくださいね。
語学学校を選び方
留学費用や留学先、目標が決まったら語学学校を決めていきます。私の留学経験を経て感じた語学学校の選び方を紹介したいと思います。
コース内容
語学学校のコースを確認しましょう。
語学学校といってもそれぞれで開講しているコース内容は異なります。なので、コース内容をしっかり確認することが大切です。ちなみに週15時間から30時間が一般的なコース内容になります。
学校によっては、
- IELTSコース
- TOEFLコース
- TOEICコース
など資格別に授業を開講してることも多いです。
また、
- グループレッスン
- プライベートレッスン
などレッスンの種類も選べます。
自分の目標を達成できるコースやレッスンがあるかどうか確認してから決めましょう。合わせてどれだけの成果を出しているかも確認できるとより目標達成に近づけますよ。
ロケーション
ロケーションは語学学校を選ぶ上でとても大事です。
私も留学前はあまり重要視していなかったのですが、ニューヨークへの語学留学でロケーションがとても大事だということが分かりました。
選ぶポイントとしては、
駅チカ!!!
これに限るかなと思います。あとは、どこに住むか次第かなという感じだと思います。ほとんどの場合、授業は週5日になってくると思うので移動時間は出来れば30分以内に収めたいところですね。留学期間は限られているので、時間を有効的に使うためにも通学時間も考慮して選びましょう。
語学学校の規模
受講人数が多い語学学校と比較的少人数の語学学校があります。
プライベートレッスンの場合はマンツーマンのレッスンになることに変わりはないので、語学学校の質で選ぶと良いでしょう。グループレッスンの場合は、学校によって1クラスの人数が変わってくるので注意が必要です。
たとえば、有名な語学学校は受講人数が多くなるのでいろんな国の人と一緒に学べますが、講師は生徒全員に気を配ることが難しくなりがちです。少人数の語学学校はグループワークでも1クラス10人以下になることも多いので講師は生徒への配慮もできますし、英語を喋る機会も増えますよね。
ただ、語学学校や講師の質は保証できません。
受講人数が多い語学学校はそれだけ成果を残してきた実績があるということです。なので、多くの人の注目を集めてしまうんでしょうね。どちらにしてもメリットとデメリットはありますが、自分の性格や好みもあると思うので確認しておきましょう。
年齢層
語学学校の年齢層も確認すべき重要事項です。
「【体験談】2ヶ月のニューヨーク短期留学にかかる費用を徹底解説【英語の伸びも教えます】」の記事でも書きましたが、NY留学で一緒に勉強をしていたクラスメイトは10代後半から20代前半が大半でした。
海外では年齢を気にする人は少ないので若いクラスメイトに一緒に楽しく学べましたが、やはり気を使うことも多かったのは事実です。クラスメイトにとっては、お姉さん的な立ち位置になってたと思います。
なので、落ち着いて語学を勉強したいという人は年齢層が高めの語学学校を選ぶのも一つの手でしょう。この辺は好みになると思うので自分次第ですね。
日本人の割合
語学学校における日本人学生の割合は、必ず確認しましょう。
なぜなら、日本人は日本語が通じる日本人同士で集まってしまいがちだからです。ロンドン、ニューヨークへの留学経験がありますが、日本人のグループを数多く見てきました。もちろん分からないことがあればお互いに助け合うことも大切ですが、日本人同士で会話をしても語学の上達には繋がりません。
初めは大変かもしれませんが、英語を喋る環境に身を置くことで英語の上達も見込めます。特に英語の中級レベル以上の人は、日本人が少ない語学学校を選ぶことがおすすめです。
語学留学のQ&A
語学力はどのくらい必要?
語学学校に入学する際に一定の語学力を条件としているわけではないので、あまり気にする必要はありません。
ただ語学力ゼロで留学するよりも、ある程度のレベルまで日本で勉強してから行く方が有意義な時間を過ごせるかなと思います。
英語でいうとIELTS500点くらいあると、英語での授業は問題なく聞き取れるでしょう。
友達はできる?
もちろんできます!大学と違って語学学校は英語のレベルによってクラス分けされるので、自分と同じ語学力を持つ人と一緒に学べます。
また、授業ではグループワークも多いので、自然と仲良くなる仕組みができてるんですよね。
しかし相手から話しかけもらうのを待つだけじゃなく、自分からどんどん話しかけるのもとても大事だと思います。
友達が出来れば、留学生活もパーティやショッピングなど色んなことを一緒に学べるので、より楽しくなるでしょう。
就職や転職に有利に働く?
日本は少子高齢化でグローバル化がどんどん進んでいます。今後も加速していくことは間違いありません。
なので、海外への留学経験や高い語学力を持つ人材はとても重宝されるでしょう。
ただ自分の語学力は資格で証明しなければいけません。英語であればTOEICで満点を目指すのが良いかもしれませんね。
実際に取れなくても、それくらいのレベルを目指すつもりで勉強することをおすすめします!
自分で学校の手配できるの?
もちろん、自分で語学学校の手配はできます。ただ私はあまりおすすめしません。個人で手配する理由は、多分コスト削減ではないでしょうか。留学エージェントはどうしても手数料がかかってしまうので、その分費用が発生します。
ただ語学学校やビザなどの申し込みの際に、万が一ミスがあった場合その年に留学できないこともあり得ます。確実に留学するためにもエージェントに任せるのが一番でしょう。
エージェントであればスケジュール管理もしてくれるので担当者の指示通りに動くだけなので、語学の勉強に時間を割けますよ。
短期留学と長期留学はどっちが良いの?
留学経験という意味では、短期でも長期でもあなたにとって良い経験になることは間違いありません。ただ私は3カ月以上の留学をおすすめしています。その理由としては、3カ月以降から語学が上達し始めるからです。
3カ月未満だとどうしても海外生活や授業、英語が耳に慣れ始めた頃に帰国しなければいけなくなってしまうんですね。私はそれがとても勿体無いかなと感じています。なので、留学期間は最低限3カ月はあるといいでしょうか。
まとめ
留学は多額の費用がかかるので、語学学校選びは失敗したくないですよね。
語学学校で語学の上達が変わるといっても過言ではないので、自分の目標に合った学校選びがとても大切になります。
それには、留学期間だけでなく帰国後のことも考えて学校選びをすることが重要でしょう。もし迷うのであれば、留学エージェントに相談しましょうね^^
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