【初心者向け】IELTSの勉強法をご紹介【語彙力を上げる方法も解説】

英語学習

IELTSを受けようと思っているものの、どのように勉強すればいいか分からない方もいるかもしれませんね。

そこで今回は、IELTSの勉強法をご紹介します。高スコアを狙うための語彙力を上げる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

【ライティング】IELTSの勉強法

ライティングのパートは、タスク1とタスク2があります。各パートでは求められる解答が異なるので、まずはしっかり理解することが大切です。

【タスク1】

グラフや表、図が提示されるので、情報を要約して自分の言葉で説明しなければいけません。例えば、データの選択と比較、プロセスやオブジェクトの説明などを織り交ぜながら、どのように作用するのかアカデミックな文章で説明する必要があります。

【タスク2】

意見や論点、特定の問題に対してエッセイを自分の言葉で記載しなければいけません。問題内容は、学部や大学院に進学、職業登録を希望する受験者を意識した一般的な時事問題なので、専門的な知識がなくても解答できるように作られています。

レポートやエッセイの構成を覚える

レポートやエッセイは決まった構成があるので、それを覚えておくと書きやすいです。英語のレポートやエッセイの基本構成は、次のとおりです。

  • Introduction(導入文)
  • Body(本論)
  • Conclusion (結論)

まず導入文では、記載する課題を提示し、自分の意見や主張を明らかにするところから始めます。自分の意見や主張を明らかにした上で本論に入り、なぜそう思うのか、感じるのかについて根拠や具体例を交えながら詳しく解説していきます。最後は、これまで説明してきた文章をまとめる結論です。

「〇〇という根拠により、〇〇という結論になる」

という感じで読み手を納得させる結論でまとめます。ここで注意したいのは、結論は導入文で示した自分の意見や主張と同じでなければいけません。導入文から結論に至るまで構成で覚えておけば、あとは自分の意見や主張を当てはめるだけです。スコアを伸ばしやすくなるので覚えておきましょう。

アカデミックな英語表現を習得する

IELTSのライティングでは、アカデミックな英語表現が求められます。日常的に使用する英語表現はなるべく避けて、どのようにアカデミックに言い換えられるのか事前に調べておくことが大切です。イメージとしては、大学や大学院で提出するレポートやエッセイを出す際に使用するような言葉ですね。

普段はあまり使用しない英語表現なので、いざレポートやエッセイを書こうとすると英単語が出てこなくなる人も多くいます。よく使用しそうなアカデミックな表現をまとめるなどして、ライティング対策をしておくのがおすすめです。英語で書かれた新聞や洋書を参考にするのもおすすめですよ。

日頃から時事問題に注目しておく

タスク2では、時事問題に対して自分の意見や主張を英語で記載しなければいけません。決して答えられないような専門的な問題ではないですが、いざ時事問題を前にすると「自分の考えがまとまらない」「どのように主張すればいいか分からない」など、つまづくことが多いです。

タスク2の問題をたくさん解いて慣れるほかありませんが、日頃から日頃から時事問題に目を向けておくのもおすすめです。そして、時事問題に対して自分はどのように感じるのか自分なりを答えを見つけましょう。自分の意見や主張に対して間違いがあるわけではないですが、どのように伝えれば相手に伝わるのか考えながら書き進めることも大切ですよ。

SNSをうまく活用するのもおすすめ

ライティングはIELTSの中でも比較的難しいといわれているので、なかなかスコアアップに繋がらないと悩む人も多いようです。日本語で答えを導き出し、それを英語に書き換える作業をする人が大半なので時間内にまとまらないことも多いようですね。

このような場合は、Twitterを活用するのがおすすめです。英語で発信することで、短時間で自分の考えを英語で伝えられるようになります。例えば、日記のように活用したり時事問題に対して自分なりの意見や主張を発信したりするのもいいですね。Twitterは入力文字数が限られているので、負担が少なく楽しみながら続けられるはず!

【リーディング】IELTSの勉強法

リーディングでは、文章の趣旨や詳細、意味を理解するための読解力を問うものです。リーディングの問題は、すべて実際に使用されている書籍や新聞、雑誌から抜粋されているものなので、読み解くのが難しいと感じる人も多いようですね。ただし、幅広い学術的な事柄なので専門知識は必要ありません。

試験時間は60分、質問は40問あります。質問のタイプには、次のようなものがあります。

  • 選択肢問題
  • 情報を識別する
  • 筆者の見解/主張を識別する
  • 見出しの選択
  • 情報・内容の一致
  • 文章、要約、表などの完成
  • 図表完成

一見難しいと感じるかもしれませんが、しっかり対策することで高スコアは狙えます。リーディングの勉強方法を確認していきましょう。

設問の種類を事前に把握しておく

受験者の中には、時間内にすべての問題が解けないと悩む人はとても多いです。途中まで全問正解できても最後まで解けなければ、スコアアップは目指せません。また、後半に向けて問題が難しくなるので時間配分はしっかり考えたいところです。

そこで大事なのが、設問の種類を事前に把握しておくことです。そして、自分はどの問題が苦手なのか分析してみましょう。自分の強みと弱みを理解することで次回配分の仕方も分かってくるはずです。また、強みの部分に関してはミスなく解けるようにして、弱点は正解率を上げる対策をしましょう。

長文の英語を読むスピードを上げる

先ほども少し触れましたが、リーディングはとにかく時間がないと感じる人が多いです。ただ雑に読んでしまうと最終的に何度も読み返すことになり、余計に時間がかかることもあります。そこでおすすめしたいのが、日頃勉強する時から英語を読むスピードを意識して上げるようにするのがおすすめ。

きちんと理解しようとすると、やはり時間がかかってしまいます。しかし本番でじっくり問題を読んでしまうと最後の問題まで辿り着けません。英語の文章を読むのも慣れなので、読むスピードを上げて慣れておくことが大切です。読んだ後は、自分の理解があっているか確認しましょうね。

レベルに応じた洋書で英文に慣れる

IELTSのリーディング問題を解いて長文に慣れることも必要ですが、ほとんどが時事問題なので途中で飽きてしまうこともあるはずです。これでは勉強へのモチベーションが下がる要因になるので、このような場合は洋書に切り替えるのもおすすめ。

自分が興味のあるジャンルであれば、ついつい読み進められるので楽しみながら勉強できます。ただし、自分のレベルとあまりにかけ離れた洋書を選んでしまうと英語力のなさに勉強のやる気が起こらなくなる可能性もあります。必ず自分のレベルにあう洋書を選びましょう。最後まで読み切れれば、「洋書を読み切った!」という自信にもなるはず。

設問で頻繁に出る英単語を覚える

リーディングは時事問題から出題されるので、日頃使用しないような英語表現が使われることが多いです。分からない単語があると、問題を読み進めたり理解したりするのに時間がかかるので、設問で頻繁に出る英単語を覚えるのもおすすめです。

英単語が分かると全体像も見えてくるので、問題が解きやすくなります。ただし、リーディングの問題を解くときに分からない単語が出ると、悩んでしまう人も意外と多いようです。だけど、試験中に悩んでしまうと時間が過ぎるだけなので、文章を一言一句逃さず読もうとしないことも大切ですよ。

【リスニング】IELTSの勉強法

IELTSのリスニングは全4セクションで構成されており、問題数は全40問で30分の試験です。問題音声の再生回数は1回のみで、イギリスやオーストラリア、アメリカなど複数の国の発音が流れます。出題内容の特徴は、以下のとおりです。

【1】日常会話

問題数は全10問。話し手2人の日常的な会話が出題されます。具体的な出題例は、ホテル予約の電話、空港でのチェックイン時の会話、友人同士のやり取り、不動産屋での交渉場面などです。

【2】日常生活に関連する説明やアナウンス

問題数は全10問。話し手2人の日常的な会話が出題されます。具体的な出題例は、ホテル予約の電話、空港でのチェックイン時の会話、友人同士のやり取り、不動産屋での交渉場面などです。

問題数は10問。1人の話者による説明やアナウンスが出題されます。日常的な内容が中心で、会議室の手配方法、施設に関する描写、イベントの告知、旅行ガイドの説明などが出題されます。

【3】学術的な会話

問題数は10問。最大で4人の学術的な会話が出題されます。ある課題についての教授と学生の議論や、あるプロジェクトに関する学生たちの話し合いなどが出題されます。

【4】学術的な講演やアナウンス

問題数は10問。話し手は1人で、大学講義や講演、スピーチなどのモノローグが出題されます。セクション4は文章が長めで、最後まで切れ間なく一気に進むのが特徴です。内容は教育やビジネスなど、学術的で少し専門性の高いものが出題されます。

冒頭でも伝えましたが、リスニング問題の再生回数は1回のみです。特に、初めてIELTSを受験する方は、英語の聞き取りに焦りを感じることもあるでしょう。ただ、リスニングはきちんと対策することで高得点を狙えるパートです。ここからは、リスニングの勉強方法を確認していきましょう。

IELTSの出題形式に慣れる

リスニングテストでは、多項選択式問題や書込式問題などIELTS特有の問題が出題されます。問題形式に慣れていないと、答えを聞き逃したり答え方を間違えたり些細なミスを起こしがちです。確実に点数を採らないとリスニングで高スコアは狙えません。

何度もリスニングの問題集を解いてみましょう。繰り返し問題を解くことで、自分の強みと弱みが徐々に見えてくるはずです。点数を取りにくい弱みの部分は重点的に復習して試験対策を行いましょう。試験直前になったら、TOEICのスコア目安がわかるCASECを受けてみるのもいいですね。

リスニングはイギリス英語に慣れる

日本ではアメリカ英語を学ぶので、イギリス英語の発音に慣れていない方も少なくありません。英語の発音は慣れていないと聞き取りづらいので、リスニングで答えを聞き逃すことも多いです。IELTSのリスニングを勉強するときは、まずはイギリス英語に慣れるのがいいかもしれません。

イギリス英語に慣れる方法は、IELTTSのリスニング問題を繰り返し解くのも方法です。ただ、これでは勉強に飽きることもあるかもしれませんね。気分転換にイギリス映画や音楽を視聴したりポッドキャストを活用したりするのがおすすめです。自分に適した方法でイギリス英語に触れてみましょう。

ディクテーションで英語耳を育てる

リスニング対策で効果的なのが、ディクテーションです。ディクテーションとは、聞こえた文字を紙に書き起こすことをいいます。ディクテーションをすることで、どの部分が聞こえないのか分かるので、リスニングの勉強には最適なのです。

また、ディクテーションはリスニング力を大きく伸ばせるので、試験が終わった後も使えるスキルとして自分の中に残ります。少し面倒に感じるかもしれませんが、継続することで確実にリスニング力は向上するので他の勉強と並行して実践しましょう。

リスニングテストではメモを取らない

リスニングの音声が流れているときは、テスト中にメモを取らないようにしましょう。なかには、リスニング中にメモを取ることを推奨するところもあります。ただ、メモを取ると紙に書くことに意識がそちらに向きがちなので、大事な部分を聞き逃すこともあります。普段勉強するときから、メモを取らないように癖づけるのもいいかもしれませんね。

【スピーキング】IELTSの勉強法

IELTSのスピーキングテストは、静かな個室で試験官とマンツーマンでインタビュー形式で実施されるのが一般的です。スピーキングテストの内容は、大きく3つのパートで構成されています。

  • 受験者の自己紹介(4~5分)
  • 特定テーマにおけるスピーチ(3~4分)
  • 特定テーマにおけるディスカッション(4~5分)

受験者の英語力やペースに合わせて、試験官は質問してくれるので焦る必要はありません。必要であれば何度でも質問を繰り返してくれるので、焦らずゆっくり質問に答えることが大切です。ちなみに、スピーキングの採点基準は、以下のとおりです。

  • 流暢さと一貫性
  • 語彙力
  • 文法の正確さ
  • 発音

スピーキングテストの形式はある程度決まっているので、しっかり対策を行えば沈黙が続くといった問題が起こることもありません。正しい英語で伝えようとすると言葉が出てこなくなることもあります。間違えなどはあまり気にせず、試験官との会話を楽しむつもりで臨むのがおすすめです。それでは、スピーキングの勉強方法を確認していきましょう。

テストで使い回せるフィラーを覚える

スピーキングテストは、当然のことながら当日まで試験官から質問される内容は分かりません。ただ、何度もIELTSを受ける方でもいきなり突飛な質問をされるとスムーズに答えるのは難しいので、テストで使い回せるフィラーを覚えておきましょう。

フィラーは会話と会話の間の沈黙を埋める言葉で、時間稼ぎをしたいときに役立ちます。また、聞き手にも自然で流暢に聞こえるので、スピーキングテストに備えて覚えておくと便利です。

例えば、

  • let me think …
  • that’s a good question …
  • I have never think of that …

などがあります。会話するときに使いやすいフィラーを考えてみてはいかがでしょうか。

質問には理由をつけて答える癖をつける

スピーキングテストでは、単に質問の答えるのではなく理由を添えるようにしましょう。自分で出した答えに対して、なぜそう考えたのか、その理由を明確に伝えることで論理的な結論に導けます。ただ、スピーキングのテスト当日は緊張で理由を伝えるのを忘れてしまう受験者も多いようです。

日本人は理由をつけて自分の発言をすることに慣れていないことも多いので、、普段から質問には理由をつけて答える癖をつけるようにしましょう。例えば、「好きな食べ物はある?」と聞かれたら、好きな食べ物に加えて理由を付け加えるのです。

時間を考慮して質問に答える練習をする

冒頭でも少し触れましたが、スピーキングテストではパートごとにある程度時間が決まっています。短い時間ではあるものの、その時間内に多くの英語を話すと評価が高くなるといわれているので、時間を意識して質問に答えることが大切なのです。

ただし、短い時間内に自分の考えや意見を伝えるのは意外と難しいので、普段から時間を考慮して質問に答える練習をする必要があります。テスト当日は緊張も相まって、自分が思うより時間が経つのが早いと感じることも多いものです。短い時間内でもたくさん喋れるように練習しておきましょう。

オンライン英会話で英語に慣れる

どんなに試験対策しても英語に慣れていないと、反射的に英語が出てこないことも多いです。特に試験当日は試験官とふたりとはいえ、会話を録音されるので緊張する受験者も少なくありません。そんな緊張感に包まれて、どんなにスピーキングの対策をしてもいきなり英語が出てこないこともあります。

そこでおすすめなのが、オンライン英会話で英語に慣れることです。オンライン英会話であれば、毎日英語で話せるうえに費用を最小限に抑えられます。IELTS対策ができるプランを用意するオンライン英会話もあるので、試験当日の疑似体験ができるのもおすすめする理由です。

語彙力を上げる勉強法はある?

ライティングやリーディングなど、IELTSで高得点を狙うには、やっぱり語彙力が必要になります。しかし、どのように語彙力を上げればいいか分からない方もいるかもしれませんね。語彙力を上げる勉強法には、次のようなものがあります。

  • 日記を習慣化させる
  • 言い換える癖をつける
  • 単語帳で単語を覚える
  • レベルにあう洋書を読む

それぞれの勉強方法を確認していきましょう。

日記を習慣化させる

語彙力を上げたいなら、英語で書く日記を習慣化させるのがおすすめです。日記の内容は、毎日起きたことや感じたことを書くのもいいですね。初めから長文を書く必要はないので、できる範囲の長さで文章を考えてみましょう。毎日日記をつけるのが面倒なら、ツィッターを利用するのもおすすめです。

ツィッターは140文字と文字数に制限があるので、無理なく続けられます。また、ユーザーから反応を得られるので、日記を書くことに楽しさを感じられることも多いです。不明の英単語があるときは、都度確認して語彙力を高めましょう。

言い換える癖をつける

新しい単語を覚えたら、言い換え表現を覚える癖をつけるようにしましょう。単語と紐付けて似た表現を覚えられるので、グッと語彙力を高められます。言い換えできる類義語として覚えておきたい表現には、例えば、次のようなものがあります。

  • cowoker=colleague(同僚)
  • answer=reply(答え)
  • chance=opportunity(機会)
  • eveidence=proof(証拠)
  • achievement=success(成功)
  • merchandise=goods(商品)
  • fitness=health(健康)

同じ単語ばかり使うと、表現力が乏しくなるので語彙力は増えません。同じ単語ばかり使用せず、なるべく多様な表現を使うようにしましょう。

単語帳で単語を覚える

通勤通学や待ち時間など空いた時間に単語を覚えたいなら、単語帳を活用するのもおすすめです。単語帳は持ち運べて隙間時間に効率よく新単語を学べるので、語彙力を上げたいときに適しています。近年は、多種多様な単語帳が販売されているので、自分に適したものを選べるはずです。少しでも多くの単語を覚えたいなら単語帳を購入してみましょう。

レベルにあう洋書を読む

語彙力を上げたいなら、洋書を読むのも方法です。洋書を読むのは一見難しそうな印象がありますが、今はレベルに応じた洋書が多く販売されています。自分のレベルに合わせて洋書を選べば、初めてでもスムーズに読めることも多いです。

普段の生活では使わないようなアカデミックな単語を知れる良いきっかけにもなります。また、洋書で文章を読むことはリーディングの勉強にもなるので、英文の理解力も高められるはずです。

まとめ

IELTSは、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの問題形式があります。IELTSで高スコアを取るためには、試験対策が欠かせません。

ここで紹介したIELTSの勉強法を参考にして、自分に適した方法で実践してみましょう。ただし、ここで紹介した勉強法はあくまでひとつの事例です。なかには、自分に合わない勉強法もあるかもしれません。

勉強しているときに「自分に合わないかも?」と感じたら、他の勉強法を試してみるのもひとつの方法です。自分に適さない勉強法では身に付かないことも多いので、柔軟に対応してみてくださいね。