こんにちは、ロンドンとニューヨークへの留学経験があるさや(@sayablog1)です。
今までアジアはあまり興味がなく、欧米を中心に旅行をしていたのですが、
友達の勧めもあり人生で初めてタイ・バンコクを訪れました。
そして『英語が通じるの?』に関して結論を先にいってしまうと、
バンコクでは英語は通じません!!
正確にいうと、通じる場所とt通じない場所があるかなと思います。
日本以上に英語が喋れない国があるんだ!!
という驚きもありましたが、
今回は、バンコクで英語に関することで感じたことを紹介していきたいと思います。
これからバンコクへの旅行予定がある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
タイで英語は通じるの?
冒頭でも話したとおり、基本的にバンコクでは英語は通じない印象です。
ただ、場所によっては英語が通じる場合もあるので、ここからはシーン別に英語が通じる具合を紹介していきますね。
空港
空港は英語が通じます!
色んな国の人が行き来する空港では、基本的に英語を話せる人が多いです。
ただ、流暢に話せるというわけでもないので、スムーズなコミュニケーションは取れないかもしれません。
ただ、空港を出ると本当に英語が喋れない人が多いので、疑問がある場合は空港内で解決するのがいいかもです。
1時間の時間制限がありますが空港内では無料のwifiも使えるので、迷ったときは活用しましょう。
タクシー
タクシードライバーは基本的に英語が喋れません!
意外かもしれませんが、
私が乗ったタクシーのドライバーさんは、本当に簡単な英単語しか分からず全くコミュニケーションが取れませんでした。
私の体験談でいうと、
空港から市内までタクシーを使ったのですが、英語でのコミュニケーションが取れなくて10分で行ける場所に1時間以上かかってしまいました。
英語が伝わる前提でいると、
『分からない時は聞けばいいや!』
と思ってしまいますが、それは通用しません。
ほとんどのタクシーはナビも付いていないので、有名じゃない場所に行く場合は説明できるように準備しておく必要があります
観光地
ほとんどの観光地では英語が通じます!
色んな国の人が訪問する観光地では、英語が喋れる人が多いので困ることはありませんでした。
ただ、これも有名な観光地内のみです。
観光地近くの屋台のおばさん、スーパーのスタッフは英語が通じない場合が多い気がします。
また、場所に迷って人に聞く場合も、現地の人は英語が喋れない人が多いので行き方はしっかり予習しておく方が無難でしょう。
ホテル
ホテルは基本的に英語が通じます!
ホテルは基本的に英語が通じるのでコミュニケーションで困ることはないと思うのですが、
最近はAirbを使う人も多くなってきましたよね。
ホテルより安く泊まれる上に、キッチンなどもあるので長期間滞在する人にとってはとても便利な宿泊方法ですよね。
予約する時は基本的に英語でやり取りをするので、英語ができるオーナーさんが多いです。
私の時はオーナーさんが直接鍵を渡してくれたのですが、英語でのコミュニケーションがスムーズでした。
なので、オーナーさんと直接会える場合は、その方に質問をするのもいいかもしれませんね。
カフェ・レストラン
場所によってまちまちです。
バンコク中心部の大型のカフェやレストランでは通じる場合もあるのですが、決してスムーズに話せるというわけではありません。
また、郊外のカフェやレストランでは、全く話せない人が多いです。
私は最初の1カ月はラッシー地区の郊外に家を借りていたので、
近くのカフェやレストラン、コンビニでさえも英語が通じませんでした。
スタッフは若い人も多かったのですが、単語さえも分からない人が多かった印象です。
ただその分、メニューがちゃんとあったり表記も英語版があったりするので、注文時に困ることはありませんでした。
タイの英語教育はどんな感じ?
タイに訪れて感じたことは、英語が喋れない人が多いんだなという印象です。
多分、日本と同じくらい喋れないタイ人が多いかもしれません。
ということで、タイの英語教育はどんな感じなのか紹介していきますね。
タイの英語教育
タイが英語教育に力を入れだしのは2014年ごろだといわれています。
え!?つい最近じゃん!!
って感じですよね。
でも日本が英語に力を入れだしのは2020年からなので、日本よりも早く取り組みがされているということです。
ご存じの方も多いかもしれませんが、日本では2020年より小学校から英語科目が必須となりましたね。
日本よりも6年前から英語への取り組みが行われているタイでは、日本でいう小学校1年生から最低週に1時間の学習が必須になっています。
タイの英語力
世界各国の英語力を評価しランク付けするEF English Proficiency Indexによると、タイの英語力は『low proficiency』に分類されています。
『low proficiency』は低い英語力という意味。
順位でいうと、
- 参加国88カ国の中で64位
- アジア内では21カ国中16位
という結果になっています。
うーん、低いですね。。
ちなみに日本はというと、
- 参加国88カ国の中で49位
- アジア内では21カ国中11位
となっています。
日本の方が喋れるなんて意外!!
素直に私はそう思いました。でもこの結果を見るとタイ人が英語が喋れないのも納得ですね。
英語が通じないタイでコミュニケーション方法
ここまで私の実体験や英語教育などを説明してきましたが、
タイ人がどれだけ英語が喋れないのが分かっていただけたかと思います。
ということで、英語が通じないタイ・バンコクではコミュニケーションの取り方を工夫することが大切です。
ここからは、タイでのコミュニケーション方法を紹介していきますね。
ポケトークを使う
以前の記事でもお話ししましたが、現地の言葉を音声通訳してくれるポケトークは英語が通じないタイにぴったりです。
購入にはそれなりの費用が発生しますが、私のタクシーの体験のように無駄にお金を使わずに済むので購入する価値は十分にあるかなと感じます。
実際に使用してみた感想、ポケトークの料金や種類を過去の記事で紹介しているのでぜひ確認してみてくださいね↓↓
単語単位で話す
テクニックとしては、単語で話すことです!
文章で話してしまうと、聞き取れずに『え?』という反応をされます。
なので、英単語で話しかけるようにしましょう。
たとえば、水を購入したい時は、
『water』『one』
で十分伝わります。
そして発音する時は、相手が聞き取りやすいように大きな声ではっきりと発音するのがベスト。
それだけで勘の良い人はすぐに分かってくれるはずですよ。
若い世代を狙う
道で迷った時など話しかける人を選べる時は、若い世代を狙いましょう!
私の印象としては、若い世代でも英語を話せなかったり聞き取れなかったりする人が多い気がするのですが、
それでも高齢層よりも伝わる気がします。
伝わるといっても、やはり文章にしてしまうと聞き取れないみたいなので、単語にして話すのがいいかもしれません。
ボディランゲージを駆使する
ボディランゲージを駆使しましょう!
相手によっては、英単語にしても全く伝わらない時があります。
カフェやレストランでは必ずメニューがあるので、欲しいアイテムを指で差して伝えるのが効果的です。
日本人とタイ人は同じアジア人ということもあり見た目が似ているので、
カフェやレストランでも普通にタイ語で話しかけられるんですよね。
英語で話しかけることで、
あ!この人タイ人じゃない!
というのが分かるので、指差しで十分伝わるんですよ。
言葉よりメニューで伝えることで間違いも少なくなるので、個数さえちゃんと伝えれば何も問題はないかなと思います。
覚えておくべきタイ語
英語が通じないとはいえ、旅行者である私たちも現地の言葉を覚えるのはとっても大切です。
なので、ここからは最低限のタイ語を紹介したいと思います。
挨拶だけでもちゃんとタイ語でできるようにしておくと、相手の印象も変わるはずですよ!
ありがとう
“ありがとう”はタイ語で、
ขอบคุณ ครับ/ค่ะ:コップ クン クラップ/カー
といいます。
ちなみに英語表記にすると、
『Khob khun Krab/Ka』
になるんですね。
お会計の後や何かをしてくれた時は、タイ語で“ありがとう”を伝えてみましょう。
こんにちは
“こんにちは”はタイ語で、
สวัสดี ครับ/ค่ะ:サワディー クラップ/カー
といいます。
英語表記にすると、
『sa wàt dii Krab/Ka』
になるんですね。
ホテルなどスタッフとすれ違う時に使ってみましょう。
タイ人は温和で優しい人が多く、挨拶も積極的にしてくれるので、ちゃんと言えるようにしておきたい表現の一つですね。
すみません
“すみません”はタイ語で、
ขอโทษ ครับ/ค่ะ:コートニー(トゥッ)クラップ / カー
といいます。
英語表記は、
『Khor Thot Krab/Ka』
になります。
タイ人は仕事中も同僚と話をしたり自由気ままに働いている人が多いです。
何かに夢中で気づいてくれない時は、この表現で話しかけてみましょう!
いくらですか
“いくらですか”はタイ語で、
ราคา เท่าไร ครับ/คะ:アンニーィ ラーカー タウライ クラップ / カー
といいます。
英語表現は、
『RaaKhaa Thaorai Krab/Ka』
になるんですね。
実はこの表現結構使えると思います。
数字は英語表現なので、この質問さえすれば金額がすぐ分かりますよ。
もちろんレジに表示もされるので、最終そこで確認するのもアリですね。
さようなら
“さようなら”はタイ語で、
สวัสดี ครับ/ค่ะ:サワディー クラップ / カー
といいます。
英語表現は、
『sa wàt dii Krab/Ka』
気づいた人も多いかもしれませんが、実は”こんにちは”と同じ表現なんです。
実は“さようなら”は色んな言い方があるようなのですが、何個も覚えられないと思うので一先ずこれで乗り切りましょう!
まとめ
初めてのアジア旅行において、タイ・バンコクを選んで本当に良かったと感じますが、
やはり英語が通じないことで苦労することもたくさんありました。
そして日本に旅行に来る欧米人の気持ちが少し分かった気がします 笑!
ただ、会話のちょっとしたテクニックや音声翻訳できるポケトークを使えば、その不安も解消できるでしょう。
またそれと同時に、タイ語も覚えてより良いコミュニケーションが取れるように準備しておくことも大切です。
アジア旅行でタイ・バンコクはおすすめなので、皆さんもここで紹介した件を考慮してしっかり準備していきましょうね^^