今回は、ロンドン留学のメリットとデメリットを私の体験談をもとに紹介したいと思います。
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目次
ロンドンの特徴
観光名所がたくさんある
ロンドン市内には、観光名所がいっぱいあります。たとえば、
- ロンドン塔
- ビッグベン
- ウェストミンスター宮殿
- ロンドン・アイ
- タワー・ブリッジ
などなど。
日帰りで行ける観光名所もたくさんあるので、時間がいくらあっても足りないかもしれません。
ただ、ロンドンは交通機関が充実してるので、バスや電車を駆使してロンドン市内に点在する観光名所を楽しめます。
最先端のファッションを体感できる
ロンドンには有名なファッション大学が複数ありますが、世界的な名門ファッション大学の「セントラル・セント・マーチン」もここロンドンにあります。
卒業生には、
- ジョン・ガリアーノ
- ステラ・マッカートニー
- アレキサンダー・マックイーン
- ポールスミス
- フィービー・フィロ
など、名立たるデザイナーが並んでいます。
ファッション以外にも、五感を刺激する音楽やアートなども肌で感じれます。
ロンドン留学のメリット・デメリット
メリット①イギリス英語が学べる
英語は大きく分けて、イギリス英語とアメリカ英語に分かれます。主な違いは発音です。ただ、単語の綴りが一部異なっていたりします。
たとえば、
- 色:Color(米)→ Colour(英)
- 映画館:Theater(米)→ Theatre(英)
- 中心:Center(米)→ Centre(英)
世界的に見ても国によって使われる英語は分かれていて、イギリスの植民地だったオーストラリアやニュージーランド、ヨーロッパはイギリス英語。
ハワイやカナダ、韓国などは、基本的にアメリカ英語を話しています。ちなみに日本は、アメリカ英語を学んでいるんですよ。
イギリス英語はクイーンズ・イングリッシュと呼ばれていて、世界の標準英語と言われています。ロンドン留学することで、このイギリス英語が学ぶことができるんです!
メリット②気軽にヨーロッパ旅行ができる
イギリスは日本と同じように海に囲まれる島国です。ただ、国内旅行をする感覚でヨーロッパ各国を旅行することができます!
私も留学していた当時は、フランスとスコットランド、ポルトガルに旅行に行きました。ちなみにフランスへは高速鉄道のユーロスターを使って7000円くらい。
ポルトガルだと飛行機で15000円ほど、スコットランドも飛行機で7000円ほどでした。日本からだと航空券だけで10万円を超えることもあるので、とてもお得ですよね。
メリット③イギリス人は日本人と似てる!?
実際私がロンドンで過ごしてみて感じたことなのですが、イギリス人はシャイな人が多いのかなと思いました。保守的というか、控えめというか。
どちらにしても、親切で優しい人が多い印象です。海外で住むのが初めてだった私には、居心地が良くてとても住みやすかったです。
伝え方も物腰が柔らかいので変に傷つくようなこともありませんし、「Thank you/ありがとう」の言葉が飛び交っていてとても素敵な国だなと思いました。
デメリット①食事が美味しくない
よく言われることですが、イギリスのご飯はあまり美味しくありません。お金を出せば美味しいお店もあると思いますが、
20代半ばの私には高いレストランで食事をすることができなかったので余計にそう感じたのかもしれません。でも、やっぱり味が薄い気がします。。なので、私が留学していたときは基本的に自炊していました。
でも一度シェアルームのオーナーにお呼ばれしたことがあって、イギリスの伝統的な料理を振舞ってもらったのですが、家庭料理もやっぱり薄かった。。美味しくないというより、多分味付けが薄いんでしょうね。
デメリット②曇りの日が多い
これも有名な話ですが、イギリスはほとんど曇りです。なので少しでも日が出ると、皆んな外に出て日光浴をしているのをよく見かけました。
やっぱり天気でテンションが左右される人が多いと思うので、曇りの日が多いのはデメリットにつながるかなと思います。ちなみに、イギリスは1年のうち半分は曇り、もしくは雨と言われています。年間の日照時間もかなり短いので、覚悟が必要です 笑!
デメリット③物価が高い
これも知っている人も多いかもしれませんが、物価が本当に高いです。特に、家賃が高いかもしれません。たぶん、東京の2倍くらいです。なので、ほとんどの人がシェアハウスに住んでいます。私も日本人2人、イギリス人家族のオーナーと一軒家に住んでいました。
そこの家賃はすごく安くて1カ月500ポンド。当時のレートでいうと63500円くらい。部屋は案外大きくて、12畳くらいの広さがありました。ちなみに外食するときは、ランチは2000円くらいで、ディナーは6000円くらいはかかる印象です。
ロンドン留学での注意点
注意①言葉使いは気をつけて!
先ほども少し触れましたが、イギリス人は丁寧な言い回しを選んで話す人が多いです。なので、「海外では物事をはっきり言う」というイメージだけで英語を話してしまうと、失礼な人だなと思われる可能性もあるので注意が必要です。
もちろん自分の意見は言わないといけませんが、出来るだけ丁寧な言い回しのフレーズを選ぶようにしましょう。
たとえば、
- (英)Would you like to ~
- (米)Do you want to ~
どちらも「〜したい?」という意味ですが、人に与える印象は全く異なります。イギリス英語は丁寧で、イギリス英語はカジュアルな感じですね。
友達の間であれば何も問題はないのですが、初対面の人と話すときに気をつけるといいかもです。ちょっとしたことですが、このような湾曲な表現がイギリスでは好まれます。
注意②サマータイムに気をつけて!
イギリスと日本の時間差は9時間なのですが、サマータイムの間は8時間になります。
ちなみにサマータイムとは、日の出時刻が早まる時期に時間を1時間進めることをいいます。サマータイムは、太陽が出ている時間を有効的に使えることを目的にしており、欧米を中心に導入されています。
イギリスでは3月に時計を1時間進め、10月に1時間時間を戻します。日本にはないシステムなので、不思議な感じがしますよね。サマータイムを知らないと、通学や友達との待ち合わせに遅れる可能性もあるので注意しましょう。
注意③危険な地域は気をつけて!
私がロンドンに入学したのは2012年くらいだったのですが、生活している中で特に危険を感じることはありませんでした。
ただ、1人では歩かない方がいい危険なエリアがあるのは事実です。たとえば、
- Brixton(ブリクストン)
ここは有名なグラブがあるので、音楽好きな人であれば行きたいと考える人も多いでしょう。実際私も行ったことがありますが、決して治安がいい場所ではないなと感じました。女友達とクラブに行ったのですが、絶対に離れないで!と言われたくらいです。
その当時私はよく分かっていなかったのですが、異様な空気は流れていましたね。行くときは注意しましょう!
ロンドンに1年間留学した私の体験談
留学しようと思ったきっかけ
仕事をする中で海外を興味を持ち始めたからです。ただ、お金に余裕がなかったので、貯金が貯まった段階の27歳で留学しました。
留学前に大変だったこと
本当に右も左も分からなかったので、家を探したりするのが本当に大変でしたね。それ以外はあまり大変なことはなかったかも。
治安の心配はあった?
うーん、当時は留学できることの嬉しさと、留学前の準備でバタバタしてて心配する余裕もなかったですね。でもあまり不安はなかったかもです。
留学前の語学力はどのくらい?
大学に留学するにあたり、IELTS5.0を取得しました。IELTSって聞くとあまり馴染みがないかもしれませんが、そんなに高いレベルではありません。
実は留学前に大学でのウェブ面接があったのですが、あまりに英語が出来なさすぎて面接官に怒られました。。幸いにも、合格しましたけどね!
ホームシックはあった?
勉強は大変だったけれど、楽しすぎて全くありませんでした 笑!日本人女性と一緒に住んでいるのも大きいかもしれません。
差別は受けた?
私は差別は受けなかったですね。どちらかというと、日本人や日本に対して良い印象を持っている人の方が多かったかもしれません。
あと、ロンドンの人って日本人と似た性格をしてる気がします。なので、私はとても過ごしやすかったんですよね。
留学先で大変だったことはあった?
一つ目は、勉強ですね。本当に課題が多かった。海外の大学って入るのは簡単だけれど、卒業するのが難しいって言いますよね。本当にそうだと思いました。
二つ目は、英語です。クラスメイトは全員ネイティブレベルの人なので本当に苦労しました。とりあえず受かればいいと思ってましたが、ある程度の英語力は必要だなと反省しました。
まとめ
ロンドンって歴史も長いので、学べることはとても多いです。
ロンドンの人も日本人と似ている部分が多いので、住みやすいのではないかなと思います。どちらにしても、留学前に一度旅行するのがベストかなと思います^^