社会人留学の後悔とは?留学前の準備やおすすめ留学先をご紹介【不安を解消しよう】

英語学習

留学と聞くと華やかなイメージがありますが、実は社会人留学で後悔を感じたことがある方は意外に多いといわれています。ただ、多額の費用を払って留学するので絶対に失敗したくないですよね。

そこで今回は、社会人留学で準備することや心構えを紹介します。社会人におすすめの留学先も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

社会人留学で感じた留学生の後悔とは

社会人が留学したとき、留学生はどのような後悔を感じているのでしょうか。社会人留学で感じた留学生の後悔には、次のようなことが挙げられます。

①留学の目的が曖昧だった

②現地でもっと勉強すれば良かった

③日本での英語学習が不十分だった

④もっと人脈を広げれば良かった

それぞれの項目を確認していきましょう。

①留学の目的が曖昧だった

社会人に限らず、すべての学生に言えることですが留学の目的が曖昧で「留学で何も得られなかった・・・」と感じる留学生が多いようですね。社会人留学の場合は退職して渡航する人も多いので、帰国したら転職活動を行わなければいけません。しかし目的が曖昧だと、転職につながるような経験や知識を得られないまま帰国してしまうんですね。

②現地でもっと勉強すれば良かった

多くの留学生は「現地でもっと勉強すれば良かった・・・」と感じているようですね。留学前は「高い英語力を身につけてやる!」といった強い想いで渡航するものの、現地で自分の英語力の低さに気づいたり海外の生活に馴染めなかったりなどして、勉強へのモチベーションが下がることがあります。その結果、娯楽に逃げる人もいるようです。

③日本での英語学習が不十分だった

当然のことながら、留学先では日常会話や授業はすべて英語になります。特に大学院やMBAの場合は専門用語も多くなるので、授業についていくだけで精一杯になる留学生も多いです。語学学校に通う場合も同じで、英語の基礎を理解していないと授業についていけません。その結果、「日本での英語学習が不十分だった」という後悔が生まれるのです。

④もっと人脈を広げれば良かった

大学院やMBAに進学する場合、ビジネス関係のネットワークを広げる絶好の機会です。ただ英語学習にばかり集中してしまい、海外での人脈を広げられなかったという後悔をする留学生も多いようです。海外での就職を検討しているなら、学歴と並ぶくらい人脈は重要だといわれています。積極的に人脈を広げる対策を考える必要がありますね。

社会人留学する前に準備すべきこと

社会人留学で後悔するのを避けたいなら、事前準備が何より重要です。社会人留学する前に準備すべきことには、次のようなものが挙げられます。

①将来のビジョンを明確にする

②日本で英語の基礎を固めておく

③十分な留学資金を確保する

それぞれの項目を確認していきましょう。

①将来のビジョンを明確にする

社会人留学をする場合、ほとんどは一度退職して渡航する人が多いと思います。ただ留学終了後に日本で転職活動をするのか、海外での就職を望むのか、それともキャリアチェンジをしたいのかによって留学中に取るべき行動が変わります。留学することを目的にするのではなく、将来のビジョンを明確にして留学に挑むことが大切です。

②日本で英語の基礎を固めておく

留学したら英語力が上がる!と考える人もいるかもしれませんが、高い英語力を身につけるのは簡単なことではありません。語学学校への留学を考えているなら、日本で英語の基礎を固めておくことをおすすめします。大学院やMBAの場合、一定の英語力を求められるので基礎英語は身についているはずです。ただ専門用語が多くなるので、専攻に関連する英単語を覚えておきましょう。

>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】

③十分な留学資金を確保する

社会人留学で人脈を広げたいと考えているなら、現地で食事をする機会も増えます。多くの国は日本より物価が高いので、やはり交際費がかかります。ビザの種類によっては現地で働けますが、仕事をすると英語学習が疎かになりがちです。お金を理由に行動を制限されないように、日本で十分な留学資金を確保しておきましょう。

社会人留学の心構え

社会人留学で異なる地に行くと、環境が大きく異なるので慣れるまでに時間がかかることも多いです。留学先では強い気持ちで過ごさないと、やはり楽な方に逃げてしまいがちです。社会人留学で押さえておきたい心構えには、次のようなものがあります。

①現地で人脈を広げる努力をする

②日本人ばかりと一緒にいない

③計画的に英語学習を進める

それぞれのポイントを確認しましょう。

①現地で人脈を広げる努力をする

社会人留学では、現地の人脈作りも重要です。特に海外で就職を考えている場合は人脈が重要で、人を介して就職先を紹介してもらえることもあります。机に向かって勉強する英語学習だけでなく、積極的に話しかけてネットワークを広げましょう。有益な情報を得られることもあるため、帰国後の就職にも活かせるかもしれません。

②日本人ばかりと一緒にいない

日本人は留学先で日本語が通じる日本人留学生だけで集まりがちです。不安な気持ちを共有できる日本人留学生と友達になるのは問題ありませんが、多くの時間を一緒に過ごすと日本語だけになります。これではネイティブと話す時間も作れないので、日本人だけで固まらないようにしましょう。意識してネイティブと話すように心がけることが大切です。

③計画的に英語学習を進める

英語力は単に留学すれば身につくものではありません。計画的に英語学習を進めないと、帰国後に「まったく英語力が伸びていない!」といった後悔をする可能性もあります。留学先で計画的に英語学習を進められるように準備しておきましょう。

留学目標が「高い英語力を身につける」では少し曖昧なので、TOEICやIELTSなど英語試験のスコアを取得することを目標にするのがいいかもしれませんね。

>>参考:【レベル別】TOEIC参考書のおすすめランキング15選!選び方も解説

>>参考:【最新版】IELTSでおすすめ参考書・問題集20選!【アプリも紹介】

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社会人が検討すべき留学先3選

社会人留学で、どのようなプランを立てればいいのか悩む人も多いと思います。社会人におすすめの留学先は、次のとおりです。

①専門学校

②MBA(経営学修士)

③インターンシップ

それぞれの特徴を確認しましょう。

①専門知識が身につく「専門学校」

キャリアチェンジやキャリアアップを目指す方におすすめなのが、専門学校です。英語学習だけでなく、その分野の専門知識も身につけられます。専門学校と聞くと高校を卒業した学生が多いと思われがちですが、海外の場合は少し違います。海外では社会人が専門学校に入学することも多いので、同じ年代の人も多く集まります。同じ分野に興味がある人とのネットワークを広げやすいです。

②経営学を学べる「MBA(経営学修士)」

起業を考える人や海外での就職を考えているなら、経営学を学べるMBAへの留学がおすすめです。特に米国では重要な役職に就くためにMBAを取得する人が多く、ネイティブと一緒に勉強できます。人脈作りはもちろんのこと、帰国後の転職活動にも活かせるので社会人留学におすすめです。期間は、国によって異なるので注意しましょう。

③経験を積める「インターンシップ」

キャリアアップやキャリアチェンジを検討するなら、インターンシップを検討しましょう。インターンシップは原則として今まで経験した業種や職種に限られますが、海外で働く経験を積めます。また同僚や上司と英語で会話する機会も多く得られるので、ビジネス英語の習得にも最適です。英語学習とインターンシップを合わせたコースもあります。

帰国後のことを踏まえて計画を立てよう!

明確な目標がなかったり現地での英語学習を怠ったりすると帰国後に後悔する可能性が高いです。特に社会人留学は会社を退職して渡航するため、帰国後のことを踏まえて計画を立てることが大切です。

もし日本で英語力を高めたいなら、費用を抑えて英語学習ができるオンライン英会話がおすすめです。さまざまなオンライン英会話があるので、自分のレベルに適したサービスを探してみましょう!

>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】