こんにちは、さや(@sayablog1)です。女性の30代って、本当に人生の岐路に立たされますよね。
私は某大手商社に勤めて安定した収入を得ていたのですが、最終的に会社を辞めて留学することを決意しました。
今日は30代でニューヨーク留学を決断した理由を紹介したいと思います。
同じ悩みを持つ人がいたら、ぜひ参考にしてくださいね!
30代でニューヨークへの留学を決意した理由
理由①:やっぱり英語を使う環境で働きたかった
ニューヨーク留学を決めた最大の理由は実際これに尽きるのですが、やはり海外で働きたいということです。私は27歳の時にロンドンに1年間留学していた過去があります。その当時は全く英語が喋れない中、ネイティブに混じってメディアの勉強を大学でしていました。
最初の3ヶ月間は本当に辛かったのですが、徐々に友達が出来始めたことと、日本にはない自由な考え方が許される環境がすごく居心地が良くて帰りたくないなぁと日々思うようになったんですよね。でも日本人がロンドンに居続けるのはビザがないと無理な話で、大学卒業後は日本に帰国する運びとなったのです。
帰国後は1年間留学していたこともあり、無事に英語を使える仕事に就くことができたのですが、入社した当時は覚えることも多く、仕事に追われる毎日が続いていました。ただ、仕事として頻繁に英語を使うわけではないので、英語をどんどん忘れてしまったんです。
ときどき外国人から会社に電話がかかってくることがあったのですが、対応にあたふたしちゃうっていう 笑!そんな不甲斐ない自分に、このままでいいんだろうかと思うようになったんですよね。
働き続けばがら英語の勉強もできると言われそうですが、本当にその通りで働きながらでも英語はできます。もちろん私もアプリを使ったり、英会話に通ったりしていました。だけど、思うように伸びるってことはなかったんですよね。
ロンドンで留学経験があるからこそ言えることかもしれないのですが、やはり英語環境で勉強するのとは大きく違う。まあ、みんなそれを我慢して日本で一生懸命働きながら英語の勉強しているんですよね。
でも不器用な私は、それが出来なかった。あと、私の性格上どちらかに振り切らないと、どっちも中途半端になってしまう気がして、給料をもらってる会社にも悪いなと感じてしまいました。
もともと、人手が足りていない部署にいたので、上司や同僚に迷惑がかかることは十分に分かっていたのですが、英語を使った環境で働きたいという気持ちが強くなり最終的に辞める決断をしました。
理由②:日本の会社に適合出来なかった
実は私は27歳の時にロンドン留学をしたのですが、それまではフリーランスとして日本で働いていました。なので、ロンドンから帰国後に就職した某大手商社は、私にとって初めて働く大きな企業だったんです。
入社当時は、本当に苦労しました。なぜ採用されたのか不思議なくらいです。怒られながらも1年間休日返上で必死に働いて、その後重要な仕事を任せてもらえるまでに成長することができました。本当に上司や先輩のおかげです。。
だけど、仕事にも慣れてきて心に余裕ができると、日本企業での嫌な面が徐々に気になり始めました。良かれと思って意見を出しても生意気だと言われたり、新しいことに挑戦したくてもなかなか許可が下りなかったり。
これは私が勤めていた会社だけに言えることかもしれませんが、やはり保守的だなと感じることが多かったんですよね。リスクを冒してまで新しいことをしなくても、過去に成功した事例に沿って仕事を進めていく。
これも1つの仕事のやり方かもしれないですが、私はなんか違和感を感じてしまいました。これは決して悪口を言っているわけではなく、私の考え方とは合わなかったということだけなんだと思います。
自分の5年後、10年後を考えた時に、私もどんどん保守的な人間になっていくのかなという不安や危機感をどこかで感じていたのかもしれません。先ほどもお伝えしましたが、私は本当に不器用な人間で、2つのことを同時に考えられないという欠点があります。
きっとこのまま仕事をしていたら、仕事に集中しすぎて自分のことを蔑ろにしてしまうと感じて、私は一度立ち止まって自分の人生を考える時間を設けることにしました。まあ日本でも良かったのですが、環境を変えて新たな気持ちで自分と向き合いたかったことと、誰の意見にも縛られず純粋に私が求めているものを確認したかったということが日本を出た理由になります。
ニューヨークの人たちは、自分の意見をしっかり持っていてブレない強い心を持っています。そういう人たちの中で過ごすことで、自分に自信をつけたかったのかもしれません。自分が感じたまま動いて良いってことを。この留学において場所を変えるだけで自分の心もここまで変わるんだなと実感できました。
理由③:働き方を変えたかった
私は結婚しているわけでもないですし、子どもがいるわけではないので、実際にどれだけ大変かっていうことは分かりません。ただ、子どもがいる先輩の働き方を見たときに、働きながら子育てするのは大変だという事実を目の当たりにしました。
勤めていた会社は全くと言っていいほど、子育てする女性社員をサポートする体制が整っていなかったことも事実です。ほとんどのワーキングママは定時、もしくは時短で仕事をしているので、残った仕事が他の人の負担になることも多かった。
実際私も助けてあげたいという気持ちはあったものの、全部を引き受けるのはシドいなと感じる日もありました。そんな現実を目の当たりにした時に、もし私が結婚して出産した後にこんな辛い思いをして働き続けるのは正直イヤだなと思ったんです。というか、私には無理だなと思いました。多分、仕事が疎かになってしまう。。
過去にフリーランスで働いていた経験があるので、何も企業に勤めることに固執しなくても自分のペースで働ける仕事でもいいのかなと感じ始めたんです。具体的に何かをしたいと考えていたわけではないんですけど、今後の働き方をじっくり考えたいということもあって留学を決めました。
ニューヨークの留学を終えて感じたこと
まず最初に言いたいのは、ニューヨークに留学して良かったということです。これは間違いありません。英語も勉強できましたし、考える時間もできました。また、いろんなタイプの人間に会えて、生き方ってひとつじゃないんだなということも再認識できました。
日本の中の会社で働いているとそこが自分の社会になりがちですが、一歩日本から出ると世界って本当に広いですし、ニューヨークは多様性のある街なのでさまざまな国の人と話す機会も得られます。ニューヨーク留学は2ヶ月間だけだったので少し短い期間となりましたが、本当に行って良かったと思いました。
人生には困難が付き物です。働いていると誰だって必ずしんどい時がきます。私のイメージだと長~い道を歩いてる感じで、その途中に大きな石や川とか障害物が合ってそれを乗り越えていく感じです。私もいっぱい乗り越えました。
もちろん人生の中で踏ん張らないといけない時はあります。ただ迷ったり、前進するのがしんどいときは、その場で立ち止まって足踏みする時間を作ってもいいんじゃないのかなぁと私は思います。
もし仕事のことや人生で悩んでいることがあるのであれば、それは人生を変えられるチャンスかもしれません。自分の心が感じていることを素直に受け止めて、一度じっくり考える時間を作ってみてもいいのかなと思います^^