いきなりですが、フランスのパリは好きですか?
私はジャン・リュック・ゴダールの「気狂いピエロ」の世界観を見て以来パリの虜になりました。
それから何度も旅行で訪れ、行く度にパリがどんどん好きになったんです。
将来的にはパリで仕事をしながら、好きな人とのんびり暮らしたいと思っています。
でもパリ旅行に行った人の中には、
- 英語で話してくれない
- 接客が悪い
- 街が汚い
などのネガティブな意見を持っている人もいるかもしれませんね。
これらの意見はあながち間違っていないのですが、それを上回る魅力がパリにはあります。
そこで今回は、私が感じたパリの魅力を紹介したいと思います。
パリに住み方法も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね^^
目次
私がフランス・パリに住みたい理由
では早速ですが、私がパリに住みたい理由を紹介していきますね。
とにかくおしゃれな人が多い
私がパリをこんなに好きになったのは、パリにはとにかくおしゃれな人が多いことです。
品の中に程よい抜け感がプラスされたファッションが本当におしゃれなんですよね。
パリに行くたびに、真似したいスタイルが街の至る所で見かけます。
また、フランスの女性は、いくつになってもおしゃれをすることを忘れていません。
なので、おばあちゃんと言われる年齢になってもおしゃれを楽しんでいる女性が多いですよ。
色もピンクや赤など鮮やかなニットやワンピースを着ているので見た目にも華やか!
日本はブラックやグレーなど地味な色を選ぶ人が多いので、ここが大きな違いかもしれませんね。
パリでおしゃれなおばあちゃんを見ていると「年齢を重ねるのもいいな」と思えてくるんです。
歳を重ねることを恐れない女性たち
それってとても素敵なことですよね!
時間がゆったり流れている
フランスのパリは、都会でありながらもゆったり時間が流れています。
そこには何ともいえない心地良さがあって、「人生は生き急ぐ必要はない」と思わせてくれます。
また、フランス人はプライベートな時間をもっとも大切にしているので、日本のように夜遅くまで残業して仕事をする人はいません。
定時になるとさっさと会社を出て、家族や恋人が待つ自宅へと帰っていきます。
もちろん仕事は大事なのですが人生の全てではなくて、それ以上に大切なモノがあるということを教えてくれてる気がするんです。
仕事に比重を置き過ぎずプライベートを充実させることで、精神的な余裕も生まれてきますよね。
そんなパリに住む人の心理状態を表しているかのように、ゆったり流れる時間に旅行で行った私の心も前向きになれるんです。
気さくで優しい人が多い
パリに旅行した人の中で、
パリの人たちは優しくない?
と感想を述べる人がいますよね。
でも私はフランス人は気さくで優しい人が多いと思っています。
もちろん「すみません」や「ありがとう」など最低限のフランス語を覚えておくのも必要ですが、
たとえ英語で道を尋ねても丁寧に答えてくれますし、困っていたら声もかけてくれます。
また日本人に対して好意的に感じてくれているフランス人も多いので、
私が日本人だと分かると、日本の話で盛り上がることもしばしば。
フランスにいて不快に感じたことは一度もなかったので、とても居心地がいいんですよね。
ただ中には無愛想な人がいることも間違い無いので、出会う人との運もあるかもしれません。
食事が美味しい
フランスはとにかく食事が美味しいです。
まあ、中には美味しくないもモノもありますが 笑
基本的には美味しいです!
たとえフランス料理に飽きたとしても市内には美味しい日本食レストランが多いので、その日の気分で食べたい物を決められます。
食事は毎日のことなので、その国の食べ物が合わないと辛く感じてしまいますよね。
もちろん中にはフランス料理が苦手という人もいるかもしれませんが、私には合っていました。
ただ一つ残念なのはほとんどがコース料理で一つ一つの料理の量が私には多いので、最後まで食べれないということです。
デザートは別腹で食べれるんですが、メインの前にお腹いっぱいになることも多いんですよね。
まあ、完全に私の胃の問題なのですが 笑
美味しい料理が食べられるパリは最高です!
フランス・パリに住むには
魅力のあるフランス・パリへの移住ですが、実際に3カ月以上住むにはビザの取得が必要です。
ここからは、移住のために取得できるビザを紹介していきますね。
ワーキングホリデーに申し込む
ワーキングホリデービザとは、お互いの国の親交を深めることを目的とした国際交流です。
ただ、ビザの申請は誰でも出来るわけではありません!!
ビザを取得するための条件は、
- 18歳以上30歳未満であるということ
- 親交を深める渡仏で仕事に就く意志があること
- 過去に取得した経験がないこと
があります。
ワーキングホリデービザの有効期限は1年間で、滞在期間を変更することはできません。
ワーキングホリデービザを取得するメリットとしては、お金を稼ぎながらパリに滞在できるということです。
物価の高いパリで収入が得られれば、生活費の負担も減りますよね。
ただ、フランス語が喋れない場合は仕事が限られてしまう上に高い給料も見込めません。
なので、現地でしっかり働きたい人は、フランス語の勉強をするなど計画的にワーホリビザでの移住を進めることがおすすめです。
語学学校に入学する
一番手っ取り早く取得できるのが学生ビザです。
学生ビザは、語学学校や専門学校、大学などに進学する際に必要になります。
学生ビザの種類は、
- 最大6カ月まで就学可能な短期の学生ビザ
- 最大6カ月~1年までの長期の学生ビザ
があり、期間によって取得するビザを選べます。
ちなみにアルバイトは、
- 短期の学生ビザは不可
- 長期の学生ビザは可(週18時間までOK!)
になります。
長期期間で語学学校や大学に行くとなると学費がかかるので、時間の制約付きとはいえ働けるのは嬉しいポイントですよね。
フランスで仕事を見つける
フランスのビザの中でも一番取得するのが難しいといわれているのが就労ビザです。
その名のとおりフランスで仕事ができるビザですが、就労ビザを取得するためにはスポンサーになってくれる企業を見つけなければいけません。
ただ、フランスの失業率は社会問題になるほど高いため、移住者である日本人が仕事を見つけるのはとても難しいのが現状です。
フランスには多くの日系企業が存在するので、もしフランス語がそこまで喋れない人は、まずは日系企業を重点的に探してみるのもいいですね。
もしフランス語や英語が喋れる人や専門的な知識や経験がある人は、フランス企業で働ける可能性もあるのでトライしてみるのもありでしょう。
日本からでも仕事先は探せるので、少しでも興味があるならまずは応募してみるのがおすすめです。
ビジタービザを取得する
十分な貯金があったり、リモートで働ける人はビジタービザがおすすめです。
ビジタービザは、個人的な目的でフランスに滞在できるビザになります。
ビザの有効期限は最長で1年間で、フランスで手続きをすれば延長することも可能です。
ただフランスで仕事をすることはできません!!
それがビジタービザを取る条件です。なので、フランスで滞在できますが、籍は日本にあるので税金などは日本でする形になります。
またビジタービザではフランスで働けないので、1年で最低限必要な300万円以上の残高証明の提出がマストです。
もちろん延長する場合も残高証明が必要になるので、貯金をしなければいけません。
現在はネットの普及でフランスに滞在しながら日本の仕事をリモートで働ける時代になりました。
現地に住むフランス人と結婚する
フランスに移住したいなら、人と結婚するのもひとつの方法です。
ただフランスは書類大国なので、結婚するにしてもたくさんの書類手続きが必要になります。
なので、実際に結婚の手続きをせずに事実婚のカップルが非常に多いのが現状です。
結婚ならまだしも、離婚する際にも大量の書類を処理しなければいけないと思うと大変ですよね。
離婚のことを考えて結婚するのもおかしい話ですが、実際に結婚しないフランス人は多いんです。
じゃあ、ずっと恋人同士のままってこと?
という疑問が湧いてきますよね。
実はフランスにはPACS(パックス)という事実婚制度が取り入れられていて、女性は妻同様の権限が与えられます。
結婚より簡単に手続きできる上に、事実婚より法的権利があるパックスを選ぶカップルが多いんです。
またパックスは性別に関係なく手続きできるので、同性愛者が多いフランスでは重宝されている制度なんですよ。
結婚は相手が必要なので簡単にできるわけではありませんが、素敵な人がいればパックス制度を利用して滞在許可証を獲得するのもいいでしょう。
フランス・パリへの移住は難しい?
ここまでフランスへの移住について説明してきましたが、
そこまで難しくないかも!
と感じた人も多いのではないでしょうか。
フランスはビザの種類が豊富なので、他の国に比べて比較的移住しやすい国だといえます。
ただ移民である以上、制限も多いのでしっかり計画を立てて移住を進めることがおすすめです!