【留学するならどっち?】ロンドンとニューヨークの違いを徹底比較【留学と旅行は異なります】

海外留学
さや
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留学先として人気のある大都市のロンドンとニューヨーク。今から留学を考えている人の中には、どちらを選ぼうか悩んでいる人も多いはずです。

ちなみに私の留学経験は、

  • 2012年から1年間のロンドン留学
  • 2019年1月から2ヶ月間のニューヨーク留学

この経験をもとにロンドンとニューヨークの違いをお話できたらと思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】

ロンドンとニューヨークの違いを比較

家賃

ロンドン

ロンドンの物価は非常に高いです。私がロンドンに留学していた当時確か1£=127円くらいだったと思います。

いろいろ高いのですが、特に家賃が高いなという印象です。ロンドンはシェアが一般的なんですが、一人暮らしをしようと思うと6畳くらいの広さで1ヶ月20万円ほどはかかります。

私はパディントンに住んでいたのですが、日本人女性2人とイギリス人家族のオーナーとのシェアで一軒家に住んでいました。室内は1階が私たち日本人で、2、3階がオーナーが使う感じです。ほとんど顔を合わせることはなかったですね。

私の部屋は12畳くらいの広さで、家賃は1カ月500£でした。日本円にすると、63500円ですかね。でもキッチンとバスルームは日本人女性2人とシェアでした。

ニューヨーク

一方ニューヨークですが、ロンドン以上に高いです。最初は本当にびっくりしました。

ロンドンで6畳くらいの広さが1ヶ月20万円とするならば、ニューヨークでは同じ広さで30万くらいかかります。本当に高いですよね。。

私が留学していた当時はブルックリンのシャアハウスに住んでいたのですが、家賃は1300$でした。ルームメイトは、アメリカ人の女の子。当時のレートが119円だったので、日本円でいうと154700円ですね。

ロンドンと同じくニューヨークもシェアをする人が多くて、一人暮らしをしている人はごく一部な感じがします。ニューヨーカーですら家賃は高いと感じているみたいです。

あと、マンハッタンとブルックリンは家賃が高騰しているみたいで、生活が益々厳しくなっているみたい。ルームメイト曰く。でも、ある程度お金を払わないと、汚い部屋で過ごすことになるので700$くらいは考えたほうがいいかもです。

人柄

ロンドン

私が当時住んでいて感じたことなのですが、イギリス人は保守的な人が多い気がします。なんか積極的に話しかけてくる人はいない感じですね。

別に嫌な人が多いと言っているわけではなく、単純に控えめというか。。私は日本人に近いのかなと思っています。同じ島国ですし。

だから、私は住んでいてとても居心地が良かったですよね。あと、イギリスは「Thank you」って言葉が飛び交っているのが素敵だなと思います。

ちょっとしたことでも言ってくれるので、なんだか心がほっこりするんですよ。あと、海外の人って謝らないイメージがありますが、イギリス人はよく謝ってくれます。身体がぶつかったときとか、何かミスしたときとか。

当たり前じゃん!って思うかもしれないけれど、日本人でもできていない人って結構いるんだよ。まあ、余裕がないんだろうね。私も海外の人は簡単に謝らない人が多いと思っていたので、言われたとき衝撃を受けたんですよね。

謝りすぎは良くないけど、「ありがとう」と「ごめんね」で溢れるイギリス。なんか良い文化だなと思う。

ニューヨーク

ニューヨークに行く前、勝手にアメリカ人は誰とでもコミュニケーションを取ろうとするアクティブ系が多いと思っていたのですが、

実はそうじゃないかもと、ニューヨークに住んでみて思いました。ニューヨークの人たちは、常に時間に追われてて、心に余裕のある人が少ない。

なので、個人主義で人のことを気にしない人が多いのかもしれません。というより、そんな時間がないというか。

たまにニューヨーカーは親切じゃないという人もいますが、親切じゃないというより人に優しくする余裕がないんだろうなって感じる。

あと、競争が激しい国なので、やっぱり積極的に行動する人が多い印象です。どれだけ自己アピールできるかが大事なんだろうなと思います。

でもそれって働く上でとても大事なことだと思うので、控えめな私にはとても勉強になりました。

食べ物

ロンドン

あんまり大きな声では言えませんが、私は美味しいとは思わなかったです。。ごめんなさい、ロンドンの人たち。。

美味しくないというより、味付けが薄い気がします。「自分で味付けしてね」ってことでテーブルには塩とか置いてあるんですけど。そういう問題でもないというか。

私は当時お金がなかったので高いレストランには行けませんでしたが、そういうところに行けば美味しい料理が出てくるかもしれないけど。

なので私が留学していた時は、自炊にすることが多かったです。あと、スーパーで野菜が安く手に入ったり、日本でいう百均のような1£ショップもあるので、節約はしやすいかなと思います。

外食だとランチで15£、ディナーで60£って感じですね。

ニューヨーク

ニューヨークには美味しいものがたくさんありますが、やはり高いというのが懸念点ですね。自炊するにしても高い!

自炊で節約ということを考えると、ロンドンのほうがコストを抑えやすいかなと思います。外食だとランチで20$、ディナーで80$って感じですかね。

あと、ニューヨークは一人前の量が多い。それが高い理由なのかもしれません。なので、普通に残す人が多いです。

それをタッパーに入れてもらって、次の日に食べるみたいな感じですかね。だから、タッパーがどんどん貯まっていくんですよ。ニューヨークあるあるですね、きっと。

天気

ロンドン

ロンドンは、どんより曇り空が当たり前です。留学した当時は天気に左右されることはありませんでしたが、30代を超えたいま、正直常に曇り空はしんどいかもしれません。。

本当にずーっと曇り空で、たまに前触れもなく晴れるんですよ。日傘したら、男の子たちはトップスを脱いで一目散に公園に走って、日光浴していました。何度見たことか。

面白いですよね。ちょっとでも陽を浴びたいみたいな。でも晴れたかと思うと、雨が降ってきたり。なんて気まぐれなんでしょう。

もし天気に影響受けやすい人は、もしかしたら辛いかもしれません。

ニューヨーク

私が留学したときは1月と2月だったので、冬の寒さが厳しい時期でした。

寒い寒いとは聞いていましたが、本当に辛いです。あと、寒さに加えて風も強かったりするので、髪をセットしても一瞬で崩れるみたいな。

それも、家を出た瞬間に。あれだけ時間かけたのに…と何度思ったか。まあ、学習しない自分が悪いんですけどね。

あと、雪も積もるので靴も注意しないと、学校に着く頃にはビチョビチョということがありました。なので長靴があると便利だなと思います。

これだけ雪が積もると交通機関が心配ですが、遅延があっても止まるということはありませんでしたね。それが意外でした。日本だとたまに止まっていたりするので。

ニューヨークは日本でいうところの北海道です。寒さが苦手という人は冬は避けたほうがいいかもしれません。

英語

ロンドン

ロンドンといえば、クイーンズ・イングリッシュですよね。私もロンドン留学を選んだ理由に、イギリス英語を学びたいというのがありました。

実は日本人が義務教育から学ぶ英語はアメリカ英語なので、どちらかというとアメリカの英語のほうが聞きやすいと感じる人が多いかもしれませんね。

イギリス人は、イギリス英語にプライドを持っています。なので、アメリカ英語を好まない人が多い印象です。

なんか面白いですよね。日本人の私には、どっちでも変わらないよって思うのですが。でもロンドン留学を終えて日本に帰国したあと、

アメリカ英語を聞いたときに全く聞き取れなかったんですよ。慣れって凄いなって思いました。小さい頃からアメリカ英語が身近だったのに。

ニューヨーク

先ほどイギリス人がアメリカ英語を好まないと話しましたが、それはアメリカ人にも同じことが言えます。

アメリカ人はイギリス英語を好みません。お互いに合間見えない感じです。同じ英語じゃんって思いますけどね。

多分イギリス英語は古典的で、アメリカ英語は現代的なんでしょうね。前にもこのたとえを紹介しましたが、

  • (英)Would you like to ~
  • (米)Do you want to ~

これは2つとも「~しますか?」という質問ですか。イギリス英語は丁寧に聞いている感じかわかりますか?

本当にちょっとしたことなんですけど、アメリカの方がカジュアルですよね。もっと砕けると、「Do you wanna ~」になります。

もちろん両方の意味は同じなので、どちらを使っても間違いではありません。でも言い方として好まれるということは覚えておきましょう。

英語って面白いですね。

ロンドン?ニューヨーク?留学先を決めるポイント

目的を決める

さや
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留学先を決めるときは、目的をしっかり定めましょう。

移住するとなれば話は別ですが、留学は期間が決まっています。短期留学であれば、特に時間が限られるので目的を定めないとすぐに時間が流れてしまいます。目的が定まれば、留学先での行動も変わるはずです。

資金額で決める

さや
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ロンドンとニューヨークはどちらも物価が高いです。しかし、実際に両方の街に住んでみて、私はロンドンの方が節約しやすいかなと感じます。

ロンドンの施設は、無料で公開されているものも多く、またスーパーで買う食材も比較的安いです。一方ニューヨークは、何をするにもお金が必要になります。

留学は多額のお金が必要になるので、資金額に合わせて留学先を決めるといいでしょう。ちなみにロンドン、ニューヨーク以外にも安くて留学できる場所はたくさんあります。コストを抑えたいのあれば、それらの国も検討しましょう。

相性で選ぶ

さや
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私はやはり留学先との相性が一番大事かなと思います。

留学は英語を勉強することが目的になりますが、その土地で生活する以上、相性も大事かなと思うのです。

なので日本でイメージを膨らませるよりは、1週間でもいいので一度旅行してみましょう。旅行するだけでも色んなことが見えてくるので楽しいですよ!

まとめ

さや
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留学って多額の費用がかかるから、その期間で少しでもたくさんのことを吸収したいですよね。

留学先をロンドンとニューヨークで迷っている人も多いと思いますが、行き先を決めるポイントとしては目的を明確にしたほうがいいかもしれません。

もしイギリス英語を学びたいんだったらロンドン留学がいいですし、将来的にアメリカでの就職を考えているなら断然ニューヨークがいいです。もし目的が英語を学ぶことなのであれば、一度その国に旅行に行ってみましょう。

そして、自分との相性を確かめるのです。一週間もあれば、だいたい気づくと思います。その国に合っているかどうか。

不思議なもので、相性ってあるんですよね。旅行で一週間過ごしてみて、居心地がいいなと思うほうを選んでみてもいいかもしれません。現地の人とコミュニケーション取ってみるのもいいと思います。

ロンドンとニューヨーク物価はほとんど同じくらいです。なので、英語が目的なら相性が大事かなと思います。直感を信じてみましょう^^

>>参考:おすすめオンライン英会話10選を徹底比較!【レベル別に紹介】